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加入している生命保険の種類は? | 医療保険

(主契約は「医療保険」、特約は「医療特約」)

保障ニーズ:   死亡 医療 介護 老後 その他

一般的な解説 かづな先生的解説 あなたはどのタイプ?

一般的な解説 

(生命保険文化センター 「2001年11月 生命保険いろはにほんと」より)

病気やケガで入院したり、所定の手術を受けたときに、給付金が受け取れます。死亡したときは、死亡保険金が受け取れますが、金額は少額か全くない場合もあります。
一定の保険期間を定めた定期タイプと一生涯保障の終身タイプがあります。

かづな先生的解説

医療保険は、ほとんどの病気・ケガで入院したときに、入院した日数に応じて1日5,000円や10,000円という、契約したときの日額コースの入院給付金が支払われる保障です。
入院保険ともいいます。最近では実損填補型の医療保険も販売されていますが、終身タイプはなく、更新型のみとなっています。
医療保険は同じような保障内容に見えても、それぞれ保険料が異なるのは、以下の条件の違いによります。

5つのチェックポイントを確認してみましょう。

(1)いつまで保障される?

定期型 1年・5年・10年など。60歳・70歳・80歳・90歳などまで更新可
<更新とは・・・>
保険期間が満了したときに、健康状態に関係なく原則としてそれまでと同一の保障内容・保険金額での保障を継続できる制度です。更新の際、更新時の年齢、保険料率によって保険料が再計算されるので、保険料は通常高くなります。
終身型 一生涯保障が続く

(2)どんな保障内容が何日目から保障される?

入院給付金の
保障内容
ケガのみ、ケガ&病気、がん、成人病、女性疾病など
保障の対象 日帰り、2日目から、5日目から、8日目から、20日目からなど
通院での保障 あり ・ なし
手術給付金 あり ・ なし

(3)何日間保障される?

1入院支払い
限度日数
40日、60日、120日、180日など
通算で 730日、1,000日、1,095日など

(4)解約返戻金や死亡保険金はある?

解約返戻金 あり ・ なし
死亡保険金 あり ・ なし

(5)保険料の払い込みはいつまで?

有期型 1年、5年、10年、60歳、65歳、70歳、75歳、80歳など
終身型 一生涯支払う

『(1)いつまで保障される?』+『(2)どんな保障内容が何日目から保障される?』の組み合わせで、ほとんど同じ保障内容だとしても、保険料に差が出るのは、『(3)何日間保障される?』と『(4)解約払戻金や死亡保険金はある?』の選択が大きく影響を与えます。

★選択のポイント:『(3)何日間保障される?』

約8割が30日までの入院

1入院支払い限度日数を120日や180日を選択しても、病院側の経営上の理由から、実際入院の約8割が30日までの入院です。(参照:厚生省「平成20年患者調査」) 1入院の支払い限度日数が短い方が、当然保険料は割安になります。

せっかく1入院の支払い限度日数が長い医療保険に加入していても、支払いはすべてお医者様の診断書によりますので、実際に使うケースがなかったということがないように、現実を考慮しながらプランを選択していきましょう。 がん・脳卒中・急性心筋梗塞といった、日本人の三大生活習慣病での入院は、60日以上であることが多いです。
心配な方は、この三大生活習慣病を手厚く保障する保障をプラスして加入すると安心です。



選択のポイント:『(4)解約返戻金や死亡保険金はある?』

世界の中で平均寿命が最も長い日本人は、病気で入院するリスクを考えなくてはいけません。入院する可能性は誰にでもありますし、年齢を重ねるほど病気にかかるリスクが高くなります。そう考えると、医療保障は、一生涯必要ですので、解約を前提にする保険ではありませんね。解約しない前提であれば、解約返戻金なしのプランの方が保険料は割安になります。

医療保険選びの時は、あなたの経済的リスクだけでなく、あなたの病気のリスクとも向き合うと無駄のない・すっきりとした保険加入をすることができます。

  • 医療保険は、すべての病気やケガの場合保障
  • 3大疾病保険は、病気のうちで3大疾病だけの場合の保障
    (3大疾病とは、がん、脳卒中、急性心筋梗塞)
  • がん保険は、病気のうちでがんだけの場合の保障
  • 傷害保険は、ケガの場合だけの保障

 
病 気
ケガ
が ん
3大疾病
その他
医療保険
3大疾病保険
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がん保険
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傷害保険
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あなたはどのタイプ?

入院したとき、貯蓄を極力取り崩したくないタイプ

ケガ・病気で入院したときに、自分の貯蓄が取り崩されてしまうのが困る方には必須です。
特に、がん・脳卒中・急性心筋梗塞など「三大生活習慣病」のリスクがある方は、実際の医療費が非常に高額となります。
その場合の経済的リスクを医療保険でまかなうことが大切です。

2005.3.6記事 2011.3更新