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加入している生命保険の種類は? | 特定疾病保障保険

(主契約は 「特定疾病保障保険」、「3大疾病保険」、特約は「特定疾病特約」、
「3大疾病特約」など。)

保障ニーズ:   死亡 医療 介護 老後 その他

一般的な解説 かづな先生的解説 あなたはどのタイプ?

一般的な解説 

(生命保険文化センター 「2001年11月 生命保険いろはにほんと」より)

がん、急性心筋梗塞、脳卒中の3大生活習慣病により所定の状態 注) になったとき、生前に死亡保険金と同額の特定疾病保険金が受け取れます。
特定疾病保険金を受け取った時点で、契約は消滅します。
死亡したときは、死亡保険金が受け取れます。
保険期間が一定の定期型と一生涯の終身型があります。
注) 3大生活習慣病による所定の状態については、生命保険会社によって異なる場合がありますので、「ご契約のしおり−(定款)・約款」などでよく確認する必要があります。
これらの主契約を取り扱っていない生命保険会社や、これら以外の主契約を取り扱っている生命保険会社もありますので確認が必要です。

特定疾病保障定期保険の例
※仕組図の色は、将来の保険金・給付金の支払いに備えて積み立てられる部分を表しています。


特定疾病保障終身保険の例
※仕組図の色は、将来の保険金・給付金の支払いに備えて積み立てられる部分を表しています。

かづな先生的解説

特定疾病保障保険は、『3大疾病保険』とも言われ、がん・脳卒中・急性心筋梗塞になったときに保険金が一括で支払われる保険です。
3つの病気にそれぞれかかったときに一時金がおりるわけではなく、3つのうち1つの保障に対して支払われた時点で保障が終了します

がんの場合は、診断確定されれば、給付金が支払われますが、脳卒中・急性心筋梗塞の場合は、その状態が一定の期間(通常60日が多い)継続し、さらにその後もお医者様からその病気により療養する必要があると診断された場合に、給付金が支払われます。
つまり、医療保険やがん保険のように、1日○円という、契約したときの日額コースの入院給付金が支払われる保障ではないので、59日で完治してしまった場合は、何も保障がおりないという保険です。

生命保険に、3大疾病になったときの一時金の保障が生存時に受け取れる特典がついている保険ですので、保険期間中に3大疾病の保険金を受け取らなかった場合で、3大疾病以外の病気や災害で死亡したときも3大疾病の保険金と同額の死亡保険金が支払われます。

特定疾病保障保険で同じような保障内容に見えても、それぞれ保険料が異なるのは、以下の条件の違いによります。

2つのチェックポイントを確認してみましょう。

(1)いつまで保障される?

定期型 1年・5年・10年など。60歳・70歳・80歳などまで更新可
<更新とは・・・>
保険期間が満了したときに、健康状態に関係なく原則としてそれまでと同一の保障内容・保険金額での保障を継続できる制度です。更新の際、更新時の年齢、保険料率によって保険料が再計算されるので、保険料は通常高くなります。
終身型 一生涯保障が続く

(2)保険料の払い込みはいつまで?

有期型 1年、5年、10年、60歳、65歳、70歳、75歳、80歳など
終身型

一生涯支払う

特定疾病保障保険選びの時は、あなたの経済的リスクだけでなく、あなたの病気のリスクとも向き合うと無駄のない・すっきりとした保険加入をすることができます。

  • 医療保険は、すべての病気やケガの場合保障
  • 3大疾病保険は、病気のうちで3大疾病だけの場合の保障
    (3大疾病とは、がん、脳卒中、急性心筋梗塞)
  • がん保険は、病気のうちでがんだけの場合の保障
  • 傷害保険は、ケガの場合だけの保障

 
病 気
ケガ
が ん
3大疾病
その他
医療保険
3大疾病保険
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がん保険
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傷害保険
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あなたはどのタイプ?

3大疾病で入院したとき、貯蓄の取り崩しを極力したくないタイプ

3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)で入院したときに、自分の貯蓄が取り崩されてしまうのが困る方には必須です。特に、「三大生活習慣病」のリスクがある方は、実際の医療費が非常に高額となります。その場合の経済的リスクを特定疾病保障保険でまかなうことが大切です。ただ、入院給付金としての保障はありませんので、現在加入している死亡保障とのバランスを考慮した結果、入院保障より、一時金の保障が必要という方にはおすすめです。

3大疾病での保障を手厚くしたいが、掛け捨ての保険はイヤというタイプ

特定疾病保障保険の【終身タイプ】に加入すると、ある程度の経過年数から、積立金が生じます。将来、解約するかもと思っている方で、ある程度払った分が戻ってこないのはイヤという方には、ピッタリの保険です。

2005.3.20記事 2007.7更新