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加入している生命保険の種類は? | 生存給付金付定期保険

(主契約は「定期保険」+特約「生存給付金」=生存給付金付定期保険)

保障ニーズ:   死亡 医療 介護 老後 その他

一般的な解説 かづな先生的解説 あなたはどのタイプ?

一般的な解説

(生命保険文化センター「2001年11月 生命保険いろはにほんと」より)

契約時に定めた保険期間中に死亡または高度障害のときに死亡・高度障害保険金を受け取れ、生存していれば、2年・3年など一定期間が経過するごとに保険期間の途中で生存給付金を受け取れる保険。

満期時にも生存給付金を受け取れます。

受け取る死亡・高度障害保険金の形態には、大きく分けて「一時金タイプ」と「年金タイプ」の2つがあります。
「一時金タイプ」は「定額型」となっており、「年金タイプ」には「定額型」と「逓増型」があります。

死亡・高度障害保険金の形態

●一時金タイプ(定額型)

死亡・高度障害保険金を一時金で受け取るタイプです。
保険期間中、いつ死亡または高度障害になっても定額の死亡・高度障害保険金を受け取れます。
保険期間中生存している場合、一定期間が経過するごとに生存給付金を受け取れます。

死亡・高度障害保険金

生存給付金は、2年ごと、3年ごとに受け取れるものが一般的ですが、生命保険会社によって取り扱いが異なります。

●年金タイプ

死亡・高度障害保険金を年金で受け取るタイプです。年金額の変動により、さらに2つのタイプがあります。
なお、満期時に被保険者が生存しているとき、生存給付金として契約時の年金額の5倍の金額を受け取れます。

■定額型
満期時まで、毎年、定額の年金を受け取れます。

■逓増型
年金受取期間の経過とともに、年金額が毎年、直前の年金額の一定割合ずつ逓増します(複利逓増型)。 満期時まで年金を受け取れます。

  • 生存給付金を受け取らず、利息を付けて据え置くこともできます。
  • 生存給付金付定期保険に各種の特約を付加することにより、死亡・高度障害保障と合わせて医療保障や介護保障などの準備を行うこともできます。

※付加できる特約は、生命保険会社によって異なります。

★こんなタイプの生存給付金付定期保険もあります
○連生タイプ
第一被保険者と第二被保険者二人を同時に保障し、一人が死亡または高度障害のときには保険金を受け取れます。

かづな先生的解説

生存給付金付定期保険とは、死亡したときの保障とあわせて、生存中は一定期間が経過するごとに生存給付金が受け取れる保険です。日本の生命保険会社が主に販売していますが、当然、生存給付金が付いている分、保険料は割高になります。

保障は通常の定期保険と一緒ですので、貯蓄性のつもりで加入するのであれば、生存給付金付定期保険の総払込保険料と定期保険の総払込保険料の差額と、満期時までに受け取る生存給付金総額を比較することが重要です。

満期時までに受け取る生存給付金の総額が、生存給付金付定期保険と定期保険の差額の総払込保険料を下回るようでしたら、単純にその差額を銀行や郵便局に積立したほうがよいかもしれません。

生存給付金付定期保険に加入すると、満期時に2倍の生存給付金を総額で受け取っていた・・・という時代は過去のこと。
また、生存給付金付定期保険に「医療特約」をつけていると、満期を迎えたときに、同時に医療保障も終了してしまいますので、気をつけましょう。

あなたはどのタイプ?

貯蓄が苦手なので、ある一定期間は、保険に頼りたいタイプ

通常の定期保険に加入するより、生存給付金付定期保険に加入するほうが保険料が割高になります。
この生存給付金の貯蓄性が薄いと認識しており、貯蓄がどうしても苦手で、ある一定の期間は保険に頼りたいという方には適しています。

2005.6.26記事 2007.7更新