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加入している生命保険の種類は? | 変額保険

(主契約は「変額保険」、特約はなし)

保障ニーズ:   死亡 医療 介護 老後 その他

一般的な解説 かづな先生的解説 あなたはどのタイプ?

一般的な解説

(生命保険文化センター 「2001年11月 生命保険いろはにほんと」より)

株式や債券を中心に資産を運用し、運用の実績によって保険金や解約返戻金が増減する保険です。

有期型の例

(1)満期時に満期保険金が基本保険金を上回った場合

※仕組図の色は、将来の保険金・給付金の支払いに備えて積み立てられる部分を表しています。

(2)満期時に満期保険金が基本保険金を下回った場合

※仕組図の色は、将来の保険金・給付金の支払いに備えて積み立てられる部分を表しています。

  • 保険期間が一定の有期型と、一生涯保障が継続する終身型があります。
  • 死亡したときには、基本保険金+変動保険金が受け取れます。
    基本保険金額は運用実績にかかわらず最低保証されるので、変動保険金がマイナスになった場合でも基本保険金額は受け取れます。
  • 有期型の場合、満期をむかえると満期保険金が受け取れますが、その金額は資産運用の実績によって変動し、最低保証はありません。したがって、運用実績により基本保険金額を上回る場合もあれば下回る場合もあります。
  • 解約時に受け取る解約返戻金には、最低保証はありません。

かづな先生的解説

変額保険とは、運用実績に基づいて保険金や解約返戻金が増減する保険。基本保険金額+変動保険金額が受け取れます。
基本保険金額は運用実績にかかわらず最低保証されるので、変動保険金額がマイナスとなった場合でも基本保険金額は受け取れますが、満期保険金・解約返戻金については、最低保証はありませんので、受け取る金額が変動するということです。

通常、保険とは運用責任は保険会社にありますが、変額保険の場合、運用責任は契約者自身となります。
保険と投資の懸け橋になる保険ともいわれています。

変額保険のカテゴリーに「ユニット・リンク保険」が含まれます。
死亡の場合、通常の変額保険は、基本保険金額が支払われますが、ユニット・リンク保険の場合は、基本保険金額と積み立て金額のいずれか大きい金額が受け取れるという選択肢がある保険となっています。

変額保険は、「有期型」と「終身型」の2つのタイプがあります。

「有期型」は、通常の養老保険の変形版と理解するとわかりやすいでしょう。

変額保険「有期型」と養老保険の似ている部分は、一定期間内の死亡保障が確定していることです。(変額保険「有期型」の場合、確定というのは、最低保証のことです。)異なる点は、満期時の受け取り金額が、契約時に確定しているのが、養老保険、確定していないのが、変額保険「有期型」ということです。

「終身型」は、通常の終身保険の変形版と理解するとわかりやすいでしょう。

変額保険「終身型」と終身保険の似ている部分は、一生涯の死亡保障が確定していることです。(変額保険「終身型」の場合、確定というのは最低保証のことです。)
異なる点は、解約返戻金が契約時に確定しているのが、終身保険、確定していないのが、変額保険「終身型」ということです。

変額保険の運用実績は、死亡保障にも、満期金や解約返戻金にも影響します。
つまり、死亡保障については、最低保証額がありますので、運用実績が悪かったとしても、ある程度の死亡保障を確保することができます。
しかし、満期金や解約返戻金には最低保証がありません。つまり、満期金や解約返戻金が確定しているものより減る可能性もあれば、増える可能性があるという楽しみもあります。

変額保険の加入を検討するとき、解約を前提にするのではなく、あくまでも死亡保障として考えるのであれば、変額保険という選択肢は有効です。

あなたはどのタイプ?

死亡保障は、保険で用意すると決めているタイプ

変額保険は、文字通り、受け取る額が変動する保険です。
変動するのは、死亡保障で最低保証以上のプラスアルファ部分と、途中で解約した場合の解約返戻金、「有期型」であれば満期保険金の部分となります。
ということは、死亡保障を保険で用意するということで、解約を前提にしない場合は、割安な保険料で死亡保障を用意することができるのが、変額保険のメリットです。

また、投資にチャレンジしてみたいが、減った時に心が折れてしまいそうという投資ビギナーには、運用責任のみ自己責任で、最低保証がついてくる変額保険はピッタリの金融商品です。

2005.7.3記事 2007.7更新