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加入している生命保険の種類は? | こども保険

(主契約は「こども保険」、特約はなし)

保障ニーズ:   死亡 医療 介護 老後 その他

一般的な解説 かづな先生的解説 あなたはどのタイプ?

* かんぽの大人気商品「学資保険」は、こども保険の一種です。

一般的な解説 

(生命保険文化センター 「2001年11月 生命保険いろはにほんと」より)

子供の入学や進学に合わせて祝金や満期保険金が受け取れます。

  • 原則として親が契約者、子供が被保険者になって契約します。
  • 被保険者が死亡した場合、死亡給付金が受け取れますが、金額は少額です。
  • 契約者が死亡した場合、以後の保険料の払い込みが免除されます。
    さらに、育英年金や一時金が受け取れるものもあります。

かづな先生的解説

こども保険は、子どもの教育費を保険で貯めて、さらに子どもが成人するまでの親の死亡保障も用意する保険です。
通常は、18歳や22歳など、子どもにまとまった教育費がかかる年齢に合わせて、満期の期間を決定します。途中で受け取る「祝金」や満期時に受け取る「満期保険金」が受け取れるようになっています。

保険会社によって、いろんな保障内容がありますが、通常は保険期間中に親が亡くなった場合は、その後いっさいの保険料を支払わなくて済む契約形態が多くなっています。
保険によっては毎年残された子どもに対する教育資金として、「育英年金」が払われる場合もあります。

■一般的なこども保険・・・保険会社によって内容はかなり違います。

親がずっと元気なら


親が死亡のとき

貯蓄のつもりで加入するのであれば、必ず総払込保険料と途中で受け取る「祝金」と「満期保険金」の総額を比較することが重要です。
途中で受け取る「祝金」と満期時に受け取る「満期保険金」の総額が、総払込保険料を下回るようでしたら、単純に銀行や郵便局での積立にて、教育資金を用意するほうが得策です。
保険会社へ加入希望商品が元本割れするのか、しないのかをしっかりと確認することが大切で、ここが最大のポイントです。

こども保険に加入すると、満期時に2倍の満期金になって返ってくるという時代は過去のこと。総払込保険料よりも、総額で受け取る金額が小さくなっているのが現実のため、最近は、解約返戻率の高い長期定期保険を、こども保険代わりに利用する方が増えてきています。
これからお子様生まれる方は、「こども保険神話」に惑わされないようにしましょう。

育英年金付の場合は、親が早く亡くなった場合は、非常にお得な保険になりますが、貯蓄性は非常に低くなります。

親が亡くなったときは、親の死亡保障を子どもに残すことを考えるのが得策ですが、どうしても「こども保険」で用意したい方は、貯蓄性を確認してから加入するようにしましょう。


あなたはどのタイプ?

貯蓄が苦手なので、子どもの教育資金の準備は、保険に頼りたいタイプ

総払込保険料と満期保険金が同額くらいであっても、貯蓄が苦手という方には適しています。保険期間の途中で解約してしまうと、貯蓄性が非常に薄れてしまうので、途中で解約しないことが重要です。

2005.2.20記事 2007.7更新