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加入している生命保険の種類は? | がん保険

(主契約は「がん保険」、特約は「がん特約」)

保障ニーズ:   死亡 医療 介護 老後 その他

一般的な解説 かづな先生的解説 あなたはどのタイプ?

一般的な解説 

(生命保険文化センター 「2001年11月 生命保険いろはにほんと」より)

がんにより入院したり、所定の手術を受けたときに、給付金が受け取れます。
死亡したときは、死亡保険金が受け取れますが、金額は少額か全くない場合もあります。

  • がん診断給付金や退院後療養給付金が受け取れるものもあります。
  • 一定の保険期間を定めた定期タイプと一生涯保障の終身タイプがあります。
※がんの種類によっては一部対象とならないものもありますので、「ご契約のしおり−(定款)・約款」などで
よく確認してください。

かづな先生的解説

がん保険は、がんによる入院給付金を主な給付対象とした医療保険の一種です。
通常の医療保険でも、がんでの入院保障はありますが、保障の対象をがんに特化することにより、割安な保険料で通常の医療保険より、手厚い保障があるのが特徴です。

がん保険の特徴・・・1入院支払い限度日数・通算日数が無制限
医療保険との大きな違いをあげると、1入院支払い限度日数・通算日数が無制限であることです。

がんという病気は、入院だけではなく、がんと診断されたときに一時金としておりる診断給付金や、通院や在宅療養での保障が支払われるものなどがあり、このようなプランの違いによって保険料が異なります。

がん保険は同じような保障内容に見えても、それぞれ保険料が異なるのは、以下の条件の違いによります。
5つのチェックポイントを確認してみましょう。

(1)いつまで保障される?

定期型 1年・5年・10年など。60歳・70歳・80歳・90歳などまで更新可
<更新とは・・・>
保険期間が満了したときに、健康状態に関係なく原則としてそれまでと同一の保障内容・保険金額での保障を継続できる制度です。更新の際、更新時の年齢、保険料率によって保険料が再計算されるので、保険料は通常高くなります。
終身型 一生涯保障が続く

(2)どんな保障内容?

診断給付金 あり ・ なし
→ありの場合、1回 ・ 複数回(再発2年、または3年以上が条件)
上皮内新生物での保障

あり ・ なし

入院給付金日額 5,000円、6,000円、8,000円、10,000円、15,000円など
手術給付金 あり ・ なし
通院での保障 あり ・ なし
在宅での保障 あり ・ なし

(3)解約返戻金や死亡保険金はある?

解約返戻金 あり ・ なし
死亡保険金

あり ・ なし

(4)保険料の払い込みはいつまで?

有期型 1年、5年、10年、60歳、65歳、70歳、75歳、80歳など
終身型

一生涯支払う

入院給付金日額と手術給付金は、ほとんどのがん保険では標準装備の保障となっているので、この項目のみ比較をしても、保険加入の決め手となるポイントにはなりません。
がん保険選びで比較するポイントは、

がん保険選びのポイント! 1)診断給付金が1回か複数回なのか? 2)入院以外の保障は、どんなものが保障の対象になるのか?

ということをチェックして、保険料とのバランスを見ながら検討していくことです。

最後に、「がん保険は必要なのかしら?」と思っているあなたへ。

がんの保障を手厚くする2つの理由としては、

  • 日本人の死亡原因の第1位はがんということ
  • がんでの入院の平均自己負担額は約91万5,000円
    (2004年3月アフラック調べ)

と高額な医療費がかかる病気であることです。

保険加入は千差万別ですので、このような一般的なデータを参考にして加入するかどうかを決めていきます。
日本人の約3人に1人ががんで亡くなるという現実を考えると、がんにかかる確率はある程度高いという理由で備えることも大切です。
いざ、がんにかかったときに、経済的負担が理由で治療が受けられない、ということがないように、医療保険とは別に「がん保険」に加入することをおすすめします。

がん保険選びの時は、あなたの経済的リスクだけでなく、あなたの病気のリスクとも向き合うと無駄のない・すっきりとした保険加入をすることができます。

  • 医療保険は、すべての病気やケガの場合保障
  • 3大疾病保険は、病気のうちで3大疾病だけの場合の保障
    (3大疾病とは、がん、脳卒中、急性心筋梗塞)
  • がん保険は、病気のうちでがんだけの場合の保障
  • 傷害保険は、ケガの場合だけの保障

 
病 気
ケガ
が ん
3大疾病
その他
医療保険
3大疾病保険
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がん保険
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傷害保険
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あなたはどのタイプ?

がんに対する保障を手厚くしたいタイプ

がんで入院したときに、自分の貯蓄が取り崩されてしまうのが困る方、家族に迷惑をかけたくない方には必須です。実際にがんに罹患すると、医療費が非常に高額となります。
がん保険に加入していたら、経済的リスクをカバーすることができます。

既往症により、医療保険に加入できないタイプ

医療保険とは、ほとんどのケガ・病気の入院保障をするため、通常は引受の基準が厳しいものです。それに対して、がん保険は、がんに特化した入院保障のため、医療保険で引受が断られた方でも、がん保険であれば加入できるケースもあります。
代表的な病歴としては、糖尿病や高血圧で投薬中の方は、医療保険に加入するのはなかなか難しいですが、がん保険であれば可能な場合もあります。
通常、医療保険とがん保険は審査基準が異なります。

2005.3.13記事 2007.7更新