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加入している生命保険の種類は? | 定期付終身保険

(主契約は「終身保険」、特約は「終身特約」)

保障ニーズ:   死亡 医療 介護 老後 その他

一般的な解説 かづな先生的解説 あなたはどのタイプ?

* 日本でもっともポピュラーな保険は「定期付終身保険」です。

一般的な解説

(生命保険文化センター「2001年11月 生命保険いろはにほんと」より)

定期保険特約を終身保険などに付加する場合、付加する期間の違いによって2つのタイプがあります。

全期型


更新型

かづな先生的解説

定期付終身保険とは、「終身保険」に「定期保険」を特約として組み合わせた保険であり、文字通り、終身保険に定期保険が付いているだけなので、分離して考えるとわかりやすいです。
おそらく、2000年以前の契約日の死亡保障に加入している方は、この定期付終身保険に加入している方がとても多いでしょう。

終身保険は、保険期間を限定せず、亡くなるまで保障が続きますが、保険料が高いわりには、死亡保険金はそれほど高額ではありません。また、一生涯大きな保障は必要ないことが多いです。
そこで、一生涯残したい最低限の死亡保険金を「終身保険」で用意し、不足する保険金額を割安な保険料の「定期保険」で用意する「定期付終身保険」が一般的な保険加入のプランとなりました。

しかしこの定期付終身保険に加入している方のほとんどの方が、60歳または65歳に定期部分が無くなるということを知らないことが多いです。
例えば300万円が終身部分、2,700万円が60歳定期特約部分とした場合、60歳を過ぎると300万円の保障のみになってしまいます。
保険は基本的に健康でないと加入できませんし、加入年齢が上がるにつれて保険料も上がるため、60歳以降不足する保障額の新規加入が困難になるケースがでてきます。定期付終身保険は仕組みをしっかりと理解することが大切です。

定期特約は、主契約の「定期保険」と考え方は同じです。
日本の生命保険会社が主に取り扱っている、期間10年や15年のものを自動更新する「更新型」と、外資系生命保険会社が主に取り扱っている、最初から60歳や65歳まで保険期間がある「全期型」と2タイプあります。

定期付終身保険で、定期特約を「全期型」を選んだ場合、保険料が途中であがらなくて、○歳まではいくら保険金がおりて、○歳以降はいくら保険金がおりるということでしたら、マネープランもたてやすいですし、残されたご家族にとってもわかりやすいですね。

定期特約の保障期間を「全期型」「更新型」いずれを選んだ場合でも、契約時の保障が一生涯続くと思っているあなたは大きな誤解をしています。
「定期特約」の保険期間が終わったときには、終身保険の保障のみが一生涯続く保障額となります。
「こんなはずではなかった・・・」ということがないように、「定期付終身保険」のしくみを理解して加入しましょう。

また、今気づいた方は、一生涯ほしい保障額と、それだけでは不足するとわかっている保険金額を確認して、見直しをすることをおすすめします。

あなたはどのタイプ?

お子様が生まれて、成人するまでの一定期間は、大きな保障が必要なタイプ

お葬式代は終身保険で用意をして、お子様が成人されるまで大きな保障が必要と決まっている場合、お子様が成人されるとき、自分は何歳になっているかを計算し、その年齢まで不足する保障額を算出して、定期保険特約で補うことができます。

お葬式代を保険金で用意したいタイプ

お葬式代は保険金で用意しておきたいけど、ライフプランが確定していないので、取り急ぎ10年くらいの経済的リスクを掛け捨ての定期保険に頼れればよい!と思っているあなたは、終身保険部分でお葬式代を用意すると良いでしょう。終身保険と定期保険特約をうまく組み合わせて、無駄のない・すっきりとした保険加入にすることができます。

2004.4.25記事 2007.7更新