トップ かづな先生のプロフィール はじめて「保険スクール」を訪れるあなたへ ファイナンシャルプランナーって? セミナー情報 セミナー参加者の声
かづな先生の保険ゼミ 早分かり医療保険比較 マスコミ掲載 会社概要 講師・取材依頼 サイトマップ
加入している生命保険の種類は? | 主契約と特約とは?

生命保険商品が複雑に見えるのは、さまざまな機能の保険種類を組み合わせていくことが多いからです。特に日本の生命保険会社は外資系に比べて、特約を付加する商品設定が多いといえます。商品を構成している部分ごとに分けてみると、理解しやすくなります。

生命保険は、「主契約」「特約」で成り立っています。
つまり、主契約は単品で買えますが、特約は主契約の子分となるため、特約のみで加入したり、特約のみで継続することはできません。
例えば、同じ500万円の定期保険でも、主契約または特約のどちらかになり、特約の場合、将来見直しをする際に、主契約から大きく影響を受けるということです。
特約は主契約の金額や払い込み期間、保障期間が左右されます。
将来どうなるかわからない、というときは、主契約で単品買いをしておくと、のちのちどうにでもできますので、保険契約の際、主契約か特約を選択できる際は、主契約にしておくことをオススメします。

セット販売の場合、契約する際は何となくオトクにみえますが、そんなことはありませんので、主契約を中心に保険を選択するようにしましょう。

主契約

生命保険のベースとなる部分で、主契約だけで契約できます。

特約

主契約に付加して契約することにより、主契約の保障内容を充実させることができます。
特約のみでは契約できません。
主契約に複数の特約を付加することができます。

また、生命保険商品の販売名称(CMで流れる商品名のことです)は各生命保険会社によってさまざまですが、商品を構成している主契約や特約の名称はおおむね各社で共通したものが使われています。
商品内容を正しく理解するためには、主契約や特約の特性を知ることが大切です。

主契約と特約の違いをおさえましょう。
特約は主契約に大きく影響を受けるということですので、できる限り主契約での保険加入をおすすめします。特約ばかりの商品に加入していると、将来見直しがやりづらくなり、改めて保険に入り直すには、年齢や病気などの壁に阻まれてしまうことがよくあるのです。

2004.3.7記事 2007.7更新