ファイナンシャルプランナーのかづな先生が医療保険・がんを解説するページです。
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![]() 1日の入院給付金の保障額をいくら自助努力して用意するべきか?と考えるときに、公的医療保険は政府の方針により変更される現実を知っていなければなりません。
65歳以上の医療費は65歳未満の医療費の平均4倍以上!老人医療費の増加から高齢者に対する医療保険制度は今後も改正が予想されます。 高齢者の医療費は、患者の自己負担と公的医療保険負担以外の大半は、健保組合をはじめとする医療保険各制度(詳しくは社会保障制度〜医療制度のしくみ〜)からの「拠出金」でまかなっています。 しかし、健保組合の赤字幅は2010年度に過去最大に達しています。景気の回復が遅れ、保険料収入が減っていることや、2008年度に始まった「長寿医療制度(後期高齢者医療制度)」のために巨額の支援金を求められたことがきっかけです。 これらの拠出金の負担が余りにも巨額になり、健保組合の財政を大きく圧迫しており、健保組合の解散が相次いでいます。組合によっては、拠出金の支払いが保険料収入の5割を超えるところもあり、本来の事業が成り立たなくなっています。 健保組合が解散をする動きが活発になると、加入者は、協会けんぽに移ります。 公的医療保険の制度は、赤字財政となっています。
2004.12.5記事 2011.3更新 |
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