
がんは、1981年(昭和56)に脳血管疾患を抜いて死因のトップとなってから常にその座を維持し、一貫して上昇を続け、近年では全死因の約3割を超えています。がんの死亡者数は、現在の死因第2位の心疾患と第3位の脳血管疾患を合わせた数よりも多い死亡者数です。3人に1人はがんで死亡するということであり、がんはまさに国民病なのです。
また、がんによる死亡原因として、男性は60歳代、女性は50歳代でピークに達するのです。部位別死亡の傾向として、男性は「肺がん」が圧倒的1位、女性は「大腸がん」がトップの座を占めています。
日本人の死因

2004.8.7記事 2011.3更新 |