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医療保険の基礎知識|がんの次に怖い病気は?

日本人の死因のトップ「がん」ですが、「心疾患」「脳血管疾患」をあわせた病気を三大生活習慣病といいます。「生活習慣病」は不適切な食生活、運動不足、喫煙などで起こる病気とされ、1996年に「成人病」から改められた名称です。
「成人病」と言えば、糖尿病や高血圧などがすぐに思い浮かぶほど一般化した呼び名で、約40年に渡り使用されていました。
「中高年になれば、かかってしまうもの」というように、主に加齢が原因と考えられていました。
しかし、子どもの頃からの生活習慣の積み重ねが発症や病状の進行に深く関与していることが明らかになり、生活習慣を改善できれば疾病の発症や進行を防ぐことができるということがわかりました。国は「予防重視」と「医療の質の向上」を大きく打ち出しているのです

三大生活習慣病での死因が約6割を占めます。

日本人の死亡原因


三大生活習慣病(成人病)の死亡率の年次推移


退院患者平均在院日数

生活習慣病は具体的には、がんをはじめ、内臓脂肪型肥満に起因する、肥満症、糖尿病、高血圧症、高脂血症と脳卒中や心筋梗塞等の虚血性疾患があげられています。不健康な生活習慣から内臓脂肪型肥満に起因する生活習慣病にかかり、それらが重症化して合併症となり、生活機能の低下や要介護状態へとつながっていきます。働き盛りでの発病をした場合、元の仕事に復帰できるケースは全体の4割で、残りの6割の方は、治療後の仕事面に影響があり、収入が途絶えるという事例もあります。

 

国は「生活習慣病患者・予備軍を2015年までに25%減少させる」という政策目標を掲げています。生活習慣病にならないための「予防重視」の考え方に基づき、不健康な生活習慣にならないように、十分注意していくことが大切です。

2004.11.21記事 2011.3更新