「女性向け保険ってお得?」を考える上で、知っておくべき2つの事実

投稿日:2019年6月15日 更新日:

「女性向け医療保険ってお得?」を考える上で、あなたが知っておくべき事実が2つあります。女性向け保険のしくみ女性特有の病気についてです。

女性向け保険のしくみを知る

女性向け保険とは、「女性のための」「女性専用」「女性保険」などという名称で、女性特有の病気や女性がかかりやすい病気(女性疾病)になった場合に、入院日額5,000円を限度として、手厚く保障する医療保険のことです。

通常の医療保険に女性疾病特約を付加するプランが多いですが、最初から女性疾病特約が保障内容に組み込まれている商品もあります。

ただ勘違いしやすいのは、女性特有の病気による入院・手術は、通常の医療保険の保障対象であり、女性向けの保険に加入していなくとも給付金が支払われるということです。

たとえば、「医療保険」に加入していれば、妊娠・出産時のトラブルの際、給付金を受け取ることができます。一方、「女性向けの保険」に加入していれば、同ケースにおいて、上乗せした給付金額となります。

女性疾病特約の保険料は、女性特有の病気に限定しているため、通常の医療保険の入院日額を増額するより、保険料を抑えられるのがメリットです。そのメリットを活かしつつ、女性特有の病気への保障を上乗せすることができるのです。

女性特有の病気について知る

女性特有の病気とは、女性のからだはホルモンの影響を受けやすいため、それにより起こりやすい病気のことです。女性特有の病気と、男性に比べて女性に多い病気について、以下にて具体的な病名をあげておきます。

女性特有の病気

妊娠・出産にまつわる症状(早流産、子宮外妊娠、帝王切開、妊娠中毒症等)、子宮筋腫・子宮内膜症など子宮疾患、卵巣機能障害などの卵巣疾患、乳がんや子宮がんなどの女性特有のがん。

男性に比べて女性に多い病気

甲状腺障害(バセドウ病等)、膀胱炎、鉄欠乏性貧血、リウマチ、くも膜下出血など。

厚生労働省「患者調査」を参考に、「男性に比べて女性に多い主な病気」について、以下の表にまとてみました。高血圧性疾患、アルツハイマーや認知症、などには気をつけなくてはいけないということがわかります。

女性向け保険の保障内容は、各社異なる

女性向け保険は、同じような保障内容に見えても、各社によって女性疾病特約の保障範囲が異なります。

女性疾病特約の保障範囲が狭い会社と広い会社があり、女性特有の病気や女性特有のがんのみ保障対象の場合や、女性がかかりやすい病気やすべてのがんが対象、とさまざまです

また、入院時のみの上乗せの会社と、手術も上乗せする会社もあります。

さらには、乳房の再建術や子宮・卵巣摘出術など女性特有の重大な手術へのさらに手厚い保障があるなど、追加給付も見逃せません。保障内容を比較することが、女性向け保険を選ぶときのポイントとなります。

代表的な6社の特徴をまとめると、以下のようになります。こだわりの女性疾病特約を選ぶ際の参考にしてください。

この他に、ボーナス付きのプランもありますが、通常のボーナスと異なる点は、健康でないともらえないタイプ、必ずもらえるタイプと各社によってそれぞれ基準が異なる点です。保障内容とボーナス支払い基準を確認することが大切です。

妊娠が判明した後、女性向けの保険に加入する場合の注意点

妊娠が判明した後で女性向けの保険に加入しようとした場合、一般的な保険会社は27週目までは加入が可能ですが、加入後1年は保障しない条件付き加入となり、今回の妊娠には保障が適用されないケースがほとんどです。

妊娠・出産の可能性がある20代~40代は、早めに保障内容の手厚い「女性向けの保険」に加入することをお勧めします。

このように、「女性向けの保険」といっても、女性特有の病気に限られているか、プラスして女性がかかりやすい病気や全てのがん保障も含むかなど、上乗せ保障はさまざまです。対象の保障内容は各社異なりますので、確認することが大切です。

妊娠・出産の経済的リスクが終わった段階で、女性疾病特約を解約したり、保障内容を削減する、という考え方をベースにすると、女性向け保険の合理的な加入につながります。

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