「4つの保障」の枠組みで必要な保障を明確にする

投稿日:2019年6月15日 更新日:

4つの保障

一般的に、生命保険というと、死亡したときにもらうお金が出る「死亡保障」のイメージが強いです。しかし実際には、「死亡保障」の他に、生きるための保障もあります。必要な保障を明確にするには「4つの保障」の枠組みに落とし込んで考えるのが大切です。

ここでいう「4つの保障」とは、「死亡保障」「医療保障」「介護保障」「老後保障」のことです。

このページでは、「4つの保障」について、順を追って説明します。

死亡保障

死亡保障とは、あなたが死亡したとき、経済的に困る人がいる場合に必要な保障のことをいいます。具体的には、以下のようなことです。

  • 万が一の場合、残された家族が困らないように生活費を確保したい。
  • 万が一の場合、子どもが独立するまで困らない教育費を確保したい。
  • 最低限のお葬式代を保険金で用意したい。

医療保障

医療保障とは、あなたが病気やケガをしたときに、経済的リスクに備える保障のことをいいます。具体的には以下のようなことです。

  • 病気やケガで入院したときのために保障を備えたい。
  • 特定の病気(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)などに対して、手厚い保障がほしい。

介護保障

介護保障とは、あなたが介護が必要になったときに、経済的リスクに備える保障のことをいいます。具体的には以下のようなことです。

  • 病気やケガなどで高度障害になった場合の保障を準備したい。
  • 寝たきりや認知症で介護が必要になったときの保障がほしい。

老後保障

老後障とは、あなたが年金生活になったときに、経済的リスクに備える保障のことをいいます。具体的には以下のようなことです。

  • 老後の生活資金を準備したい。
  • 公的年金が支給されるまでの「つなぎ年金」がほしい。

ここまで、「4つの保障」について説明してきました。これを図に表すと、以下のようになります。

4つの保障

あなたにとって、家族にとって、本当に必要な保障が何かを考えるとき、この「4つの保障 チェック表」を使ってください。自分自身と対話したり、家族のことをイメージしたりすると、保険選びは確実に変わるからです。

たとえば、あなたがチェックした結果、「医療保障」と「老後保障」に○がついたとします。この結果をもとに、保険販売員に対して「私は医療と老後について、保険の加入または見直しを考えています。何かお勧めがあれば教えてください」と聞くことができます。

もし、この「4つの保障 チェック表」を使わずに保険販売員に会うと、「私に合う保険は何ですか?」と聞いてしまいがちです。

これはNGワードです。

あなたに最適な内容ではなく、保険販売員だけが儲かる提案をされる可能性があるからです。このフレーズを使わないことで、不必要な保険に加入するリスクを避けることができます。

また、具体的なリクエストをしているにもかかわらず、あなたの希望に沿わない保険商品を無理に勧めてくるようであれば、「ただ、営業成績を上げればよいと思っているタイプだ」と早めに見切りをつけることもできます。

このように、「4つの保障 チェック表」を活用することで、あなたなりの保障に対するスタンスや判断基準を持つことができます。そのため、本当に必要な保険に見直しまたは加入することが、可能になるのです。

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