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生命保険の基本を学ぶ | 誰のために保険に加入しますか?

保険を考えるときには、まず「私に万が一のことがあった場合、誰が困るのかな?」ということを思い浮かべることが大切です。
この場合の困るというのは、精神的なリスクではなく、経済的なリスクに関することです。

20代シングルの女性であれば、両親がご健在の場合、自分が亡くなって、ご両親様が悲しむことはあっても、生活費に困ることはないはずです。
そうであれば、20代シングルの女性であれば、ここ10年間で亡くなるリスクはとても低く、2,000万円などの大きな死亡保障は必要ありません。

また、お子様が生まれた場合、教育資金を貯めるということは重要なことですが、お子様がもし亡くなった場合の保障は必要でしょうか?お子様が亡くなっても、ご両親様の経済的リスクはないですね。

結婚している人はどうでしょう?
最近は、共働きのスタイルも急増しています。
その場合、ご主人様が亡くなった時、奥様は多額の死亡保障が必要でしょうか?持ち家があれば、団体信用生命保険が適用になって、家が一つの財産となりますし、その後、女性が一人で働くことも可能です。
最近は再婚することも世間的に抵抗がないですね。
そうであれば、結婚したから多額な保険金が必要とは、言い切れません。

それでは、どういう状況に一番保険が有効なのでしょうか?その状況は2つあります。

保険が有効なケース その1

結婚して、お子様が生まれた場合

1つ目は、結婚して、お子様が生まれた場合です。
お子様が小さい場合は、奥様が働きにでることができないかもしれないなど、生活に困る状況が考えられます。
お子様が生まれた場合は、途中で教育費がかからなくなる、ということはなく、成人するまで短くても18年間、大学進学まで考えると22〜23年間はある程度まとまったお金が必要となります。
貯蓄でカバーすることは通常困難であり、どうしても保険に頼る必要性がでてきます。

保険が有効なケース その2

病気やケガをして入院したり、手術するようになる場合

2つ目は、病気やケガをして入院したり、手術するようになる場合です。
本人と看病する家族が困ります。
ということは、シングルも、共働きも、お子様がいる家庭も、年金生活者も医療保険は最低限必要ということがわかります。
最後に、定年退職を迎えたら、誰が困るのでしょう。
お子様は成人されて自分で生計をある程度たてていけますから、お子様の経済的リスクは考えなくてよいですね。
誰が困るかというと、ご本人とそのパートナーです。
貯蓄もあり、国の公的年金で生活をしていけるようでしたら心配はありませんが、そのような恵まれた環境の方はごくわずかです。
老後を迎える前に、若いときから自分で民間の年金保険に加入していると、老後の生活の経済的リスクを回避できます。

世帯主が万が一のとき遺族の生活資金は?

自分が死に直面したら?
病気やケガに直面したら?
老後を迎えたら?
誰が困るのかを考えれば、自分にとって「無駄のない・すっきりとした保険加入」に近づくことができます。
保険選びは千差万別です。あなたの家族状況をしっかりと確認した上で、あなただけのオーダーメイドの保険を手に入れましょう。

2004.2.15記事 2011.3更新