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生命保険の基本を学ぶ | 生命保険の特色

さて、保険の必要性や基本的なしくみは理解できましたか?
万が一の場合に備えて保険に加入するより、預貯金で備えたほうがおトクなんじゃないかしら?と考えるあなたへ。
今回は預貯金と生命保険の大きな違いを解説しましょう。

では、預貯金で万が一の場合に備えることは可能でしょうか?

Case Study !

小さい子供が2人いた場合18歳までにかかる生活費は3,000万円〜5,000万円程度妻が専業主婦、お子様2人がまだ幼稚園年少さんと小学1年生であるA家族のケース。

万が一、家計を支えている一家の大黒柱が突然交通事故にあって、帰らぬ人となってしまったら・・・ 残された家族はたちまち生活に困るようになります。家族の生活費と2人の子どもの教育費、そして今まで賃貸住宅であったなら、住居費の確保をしなければなりません。それぞれの生活パターンによって一概 には言えませんが、生活費だけで3,000万円〜5,000万円程度はかかる場合が多いのです。

3,000万円〜5,000万円の預貯金がすでに確保できている方はどれほどいるでしょうか?
これだけの預貯金を貯めるのは、並大抵のことではありませんね。
しかし、現実に用意ができていなければ、万が一のリスクに備えることはできません。

賢い保険選びができていれば、毎月無理のない保険料で、いつ大黒柱がなくなっても、3,000万円〜5,000万円程度の保険金をもらうことができます。

その代わり、大黒柱が保険期間が終了する「満期」を迎えるときまで万が一のことが起こらなければ、当然保険金を受け取ることはできません。
小さいお子様のいる家庭の大黒柱にとって死亡保障は親の最低限の義務ではないでしょうか。
お金がないので、お子様が進学できなかったということだけは避けなければならないのです。

毎月1万円のお金を貯蓄した場合、年間で12万円、10年で120万円+利息が受け取れます。
30年後など、継続年数が長ければ長いほど、受け取る額は確実に増えます。
それに対して、生命保険は加入後1週間後に万が一のことが起こったとしても、3,000万円の保険に加入していたなら、3,000万円受け取れます。ただし保険期間が終了すると、当然、受け取る金額はありません。

いつ起こるかわからないリスクには「保険」を、期日のわかるリスクには「貯蓄」を選ぶことで、万が一の時に備えることができます。

貯蓄は三角、保険は四角

貯蓄は三角、保険は四角

「貯蓄は三角、保険は四角」と覚えましょう。
貯蓄と保険のしくみをしっかりと把握して、貯蓄と保険をバランスよく使いこなすことがポイントです。どちらかに偏り過ぎることのないよう、ムダ・ムラ・ムリのない保険選びにより、最低限の保障を確保した上で、貯蓄をしっかりとすると良いでしょう。

2004.2.1記事 2007.7更新