「お金の勉強は、もっと面白くなる。」をコンセプトに、良質な情報と細部までこだわったお金の勉強&実践をするかづな先生です。
先日、下記のツイートをしました。
✅最速でお金を増やす方法
手順①:稼ぐ力を身につける
手順②:稼いだお金を投資する基本はこれですね。稼ぐ力は限界があるので、投資をしないと不可能。この法則は「21世紀の資本」で立証済み。ポイントは「お金を稼ぐ力と、お金を増やす力を同時に身につけていくこと」だと思っています。
— かづな先生💹お金の勉強 (@fpkazuna) June 3, 2021
✅最速でお金を増やす方法 手順①:稼ぐ力を身につける 手順②:稼いだお金を投資する 基本はこれですね。稼ぐ力は限界があるので、投資をしないと不可能。この法則は「21世紀の資本」で立証済み。ポイントは「お金を稼ぐ力と、お金を増やす力を同時に身につけていくこと」だと思っています。
上記のツイートを深掘りします。
記事を読むことで「お金を増やす方法」を100%理解できるはずです。
最速でお金を増やす方法【稼ぐ力を身につけて、稼いだお金を投資しよう】
- 手順①:稼ぐ力を身につける
- 手順②:稼いだお金を投資する
これは理論的に証明できますので、わかりやすく解説します。
手順①:稼ぐ力を身につける
当たり前ですが、まずは稼ぐ力を身につけましょう。要するに、投資する元手のお金を作りましょうということです。
投資する元手のお金を作る方法
基本的にはこれしかありません。
ただし、収入がアップしたからといって、投資する元手のお金が増えるわけではありません。
収入が上がっていくと、税金と社会保険料も多くかかりますので、手元に残るお金がいくらか、を調べます。
そして、結論として、投資に回せるお金はいくらかを把握することがベストです。
収入が上がると嬉しいかもしれませんが、税金や社会保険料の負担を考えると、本業とは別に第3の収入を得るやり方を学んだほうが良い場合もあります。
手順②:稼いだお金を投資する
収入を増やしつつ、出来る限り全てを投資しましょう。
- 🙆♂️ 貯めながら増やす
- 🙅♂️ 貯めてから増やす
貯金ではお金が増えない時代だからこそ、上記を意識することが重要です。
稼いだお金を投資すべき理由
フランスの経済学者であるトマ・ピケティが「21世紀の資本」で発表した理論です。
「r = 資産運用から生まれる収益」と「g = 給料の伸び率」で、図にすると以下です。
出典:トマピケティ「21世紀の資本」
つまり、「頑張って稼ぐよりも、お金の勉強して実践することが最速で豊かになる」ということです。
現時点で知識がゼロという人は、まずは本で学習しましょう。
» 参考:お金を増やす人生を目指すなら読むべき本【おすすめ3選/コスパよし】
論理的に行動したら、人生は豊かになります
世の中には落とし穴が多いです。下記が一例です。
- 正社員は安定した人生 ← 会社に依存した人生
- 投資なんてギャンブル ← 預貯金ではお金は増えない時代
- お金は働いて稼ぐものでしょ ← あなたは資本主義社会に生きています
大半の人は違和感を感じていると思います。そして、基本的にその感情に従って、自分のためにも、家族のためにも、変わっていくための行動をした方がいいと思います。
余談:エビングハウスの忘却曲線を理解する
これからお金の勉強をする人の悩みとして、「勉強してもすぐ忘れてしまいそうで、それが怖いことです。」ということをよくききます。なので、お金の勉強を後回しにしてしまう、ということです。
そこで発想を変えてください。
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによると、「人間は、1時間後には記憶した半分以上、1日後には約4分の3も忘れてしまう」という結果が出ています。
出典:トリニティ「エビングハウスの忘却曲線」
つまり、どんなに良い話を聞いても20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後には74%忘れるということなのです。
その忘れる率を少しでも低くする、それには繰り返し復習することなのです。繰り返し復習することで、確実に定着させることができるのです。
オマケ:投資の勉強をしないとどうなるか知っておこう【祖父の実例】
ここからは、投資の勉強をしないとどうなるか私の祖父の実例で解説しておきます。ここを理解しておくと、「r > g」の理解が深まると思います。
祖父は、貯金で豊かになりました
祖父は、地理の大学教授で、私が小学校で学ぶ教科書に名前がでていた存在でした。
福井県武生市で育った祖父は、体が弱く、運動は苦手でしたが、勉強は得意で、地元の先生からは、特待生として推薦するので、進学を勧められるほど。
そして祖父は、順調に大学教授になりましたが、兄弟姉妹が多く、裕福な暮らしでない中、自分だけ学業に専念させてもらったという想いがあり、「質素・堅実」をそのまま実行する人でした。
大学の授業の昼休みは、三角の牛乳パックと菓子パンが定番で、お酒が飲めないので、授業が終わると、家にまっすぐ帰るといった生活。
孫の私には、普段はお小遣いはくれないものの、お年玉や入学の際には、数十万単位のお金をくれました。そのときのやりとりで、私は初めて「利息」ということを知りました。
私自身が10年後、預けたお金が2倍になった時代の恩恵を受けていました。
仕事の専門性は高くても、お金の知識も高いとは限らない
しかし、祖父がお得意様になっていた、日本長期信用銀行が破綻してから、そんな話はなくなりました。
銀行預金に預けたままの祖父には、担当の銀行員や定期的に訪問する証券会社の人から、流行モノの投資信託の勧誘に合い、あっという間に資産が目減りしていきました。
晩年では、一人暮らしを狙われて、家のリフォーム詐欺や、振込詐欺にあっています。
預貯金は目減りしたものの、毎月約27万円という、年金が支給されていたため、3食付、部屋付きお風呂の介護施設で最後まで過ごすことができました。
これは私の主観でなく、祖父の生き方を通じて学びました。
地理では名誉教授になるほど、仕事の専門性は高くても、お金の知識も高いとは限らないということです。
お金の勉強をして、豊かになろう
祖父は、「給料が増えて、年金がもらえる」よき時代のため、お金の罠にはまっても、生きていけました。
しかし、平成10(1998)年をピークに給料が増えず、年金支給年齢も65歳になった状況では、安易に落とし穴にはまってられません。
なので、お金の勉強をして「金融投資」で豊かになるのを目指すのは必須ですね。
上記のとおりです。
人によっては「年金の開始年齢が先送りになったら不安です」というかもしれませんが、私は「老後のお金の対策ができる期間が伸びたのでラッキー」と前向きにとらえています。
私は祖父の経験を教訓に、コツコツと稼ぐ力を身につけると同時に、それを投資に回して、徐々に「r」の比率を高め、そして「g」という労働から解放される人生を送ろうと思います。