小学校最後の卒業旅行は、ANAマイルと楽天スーパーポイントを組み合わせて、別府&道後温泉にフェリー旅をしてきた田中香津奈です。
行きはANAマイルで大分空港入り。春休みでハイシーズンということもあり、1人9,000マイル。
通常よりはマイルが多めですが、「1マイル=1円」と換算すると、9,000円で大分に行けるのです。
1日目の宿は、楽天スーパーポイントを活用して別府に滞在。どこか日帰り温泉に行こうと思っていると、『立命館アジア太平洋大学(APU)』の標識を発見。
ライフネット生命の創業者である出口治明氏が学長を務めているため、一度は訪れたいと思っており見学に行くことにしました。
APUの場所は、意外にも山の上にあり、学食からも別府湾を一望できるようなロケーション。
次女は猫好きなので可愛がっているところを、学生寮で仕事をしている女性から声をかけられ、いろいろ教えてもらいました。
「7匹も子供を産んでいるAPU公認のまだらちゃんです。APUは1年生は寮生活になり、そこでみんなが仲良くなるんですよ。」
とてもアットホームな大学の雰囲気が伝わりました。
ちょうど、新校舎が完成したばかりの充実した施設です。見学が終わる頃、出口学長へ「来ました!メッセージ」をお送りしたところご返信をいただき、学長室にいらっしゃるということで、何と何と、急遽訪問することになりました!!!
出口学長はメットライフ生命の創業時に、私と大学が同じ秘書の方と2人で、事務所まで来ていただいたことが最初のご縁です。今は車椅子生活なんですが、表情を見てもらっても分かる通り、とてもお元気です。
長女は中学合格祝いに世界史、次女は日本史の著書をプレゼントしていただきました。
出口学長は日本生命を退職されたのが58歳で現在74歳とのこと。
その後はライフネット生命の創業者として、APUの学長として、活き活きとした生き方はとても刺激になり、これから前向きに生きていこうという気持ちになり、残された私の人生をどの方向を目指して向かっていくのか、いろいろ考えさせられました。
突然の訪問に快くご対応していただき、ありがとうございました。
山の上にあるAPUと別府市街の間には、いくつも温泉があり、その中のひとつの、明礬温泉(みょうばんおんせん)の日帰り風呂に立ち寄りました。
別府八湯のひとつで、白濁の硫黄泉で素晴らしいお湯でした。
2日目は約2時間50分の船旅です。
宇和島運輸フェリーで大分県の別府港から愛媛県の八幡浜港へ。
コロナ前に乗船した豪華客船を彷彿させるワクワク感を味わうことができます。
船旅ってゆっくりした時間の流れが旅をしてるなぁ~と実感します。
出航してしばらくすると、煙突のある工場群を見て長女が、
「大分は鉄鋼業と石油化学コンビナートの両方があるって聞いてたけどこの辺りなんだ~両方あるのって珍しくて他に倉敷と川崎があるよ~」
そして、佐田岬半島の段々畑を見て、
「段々畑には3つの太陽があるって知ってる?」
「太陽と海面に反射した太陽と、段々畑の石垣に反射した太陽の3つがあって、そのおかげで美味しいみかんが育つって4年生のコラムの載ってたような~」
中学受験のおかげで長女の地理情報が詳しくなりました。
道後温泉の宿は、ANAマイルを使って老舗の大和屋さんへ。
あの有名な道後温泉本館へも徒歩で1分もかからない距離。
整理券をゲットして入浴しましたが、旅館とは違い深さがあり、泳げるくらいの広さです。
湯量も豊富で、良いお湯をいただきました。
道後公園の桜、そして松山城の桜も満開で素晴らしかったです。
長女の卒業旅行と題して、駆け込みで2月〜3月にかけて、北海道、石川、大分、愛媛といろいろと旅行に行ってきました。
学生服も届き、いよいよ新生活がスタートします。
長女は中学生になると土曜日も学校なので、なかなか旅行にも行くことはできませんが、それはそれで、楽しみを見つけていきたいですし、これからは、このマイル旅の素晴らしさを皆さんに広めていきたいと思います。