生命保険は納得して契約することが重要です。積極的に情報を収集し、十分に検討してから契約しましょう。
契約する保険商品を決めるまでの手順は次のようになります。

保険商品を決定する際の5つのチェックポイント
- 保障ニ−ズと主契約の種類や付加する特約の種類はマッチしていますか?
- 受け取れる保険金や給付金の額は適切ですか?
- 必要な保障が必要な期間カバーされていますか?
- 保険料は今だけでなく、長期にわたって払っていける金額ですか?
- 保険料の払込期間は適切ですか?
転換(コンバージョン)制度を利用して新たに契約する場合のチェックポイント
- 転換以外の方法と比較検討しましたか?
- 転換前と転換後の契約内容の相違について理解・納得しましたか?
生命保険の契約申し込みをしてから、保険証券が送られてくるまでには、通常2週間から3週間ほどの時間がかかります。申し込みから契約成立までの流れをつかんでおきましょう。
契約申し込みに際して、いくつか注意するポイントがあります。契約上の権利、義務にかかわる重要な内容も含まれていますので、必ず確認しましょう。

クーリング・オフ制度(申し込みの撤回)
生命保険には、いったん申し込んだ後でも申し込みを撤回することができる「クーリング・オフ制度」があります。
一般的に第1回保険料充当金領収書の交付日もしくは申込日のいずれか遅い日を含めて8日以内(8日以上の会社もあります)ならば申し込みを撤回でき、保険料は返金されます。手続きは、生命保険会社の支社か本社あてに、はがき、または封書を郵送することによって行います。
※一部の会社では、クーリング・オフの可能期間を申込日から、その日を含めて8日以内、等という取り扱いを行っていますので、確認しておくことが大切です。
ただし、契約にあたって医師による診査を受けた場合、保険期間が1年以内の契約の場合、および生命保険会社の営業所などの場所で申し込みをした場合などは、この制度が適用されません。

※契約者の自筆での記入に限ります。
※印鑑は申込書に捺印したものを使用してください。
※申し出日は、郵便局の消印をもって判定されます。
保険の申し込み手続きをした場合、いつから保障が開始されるのでしょうか。
申込書に署名捺印した後、生命保険会社が契約を承諾した場合には(1)告知あるいは診査、(2)第1回保険料充当金の払い込み、のいずれか遅い時から契約上の責任が開始します。
生命保険会社が契約上の責任を開始する時期を責任開始期といいます。

最終チェックは確実に
保険証券が郵送されたらそのまま放置せず、申し込んだ内容と保険証券の内容が合っているかどうか確認しましょう。もし内容に間違いがあった場合には、すみやかに生命保険会社に連絡しましょう。
2005.10.23記事 2007.7更新 |