HOME > 会社概要 > プロフィール > 田中香津奈のFelice Blog > 「おひとりさま」マーケット

  • 2004年08月24日

「負け犬」と同様に、経済記事に出てくる言葉が「おひとりさま」。
どちらも定義が適切か、と聞かれたら、「うーーー」とあまり納得はいきませんが、今男が知らない「おひとりさま」マーケット―最強のリピーター&クチコミニストを買って読んでいます。

「おひとりさま」の素顔から始まり、マンション購入、旅行、ペット、自分磨き。結構、私も実行していることが多いです。
「よく私の気持ちわかっているじゃない、○○会社さん〜」とうなずきながら、読んでます。

そんなとき、月曜日の日経の1面は大々的に記事にしていました。

「標準世帯(夫と妻、子ども2人)が2007年には一人暮らしの単独世帯に追い越される。」

とのことです。

日本の65歳以上の人口占率は現在では19%ですが、
2025年には29%、
2050年には36%に
なることが予想されています。

「おひとりさま」マーケットは、本物の到来のようです。
もちろん、高齢者の一人暮らしも含まれた数字ですが、家族というより、一個人を基準としていくことが求められていくようです。

保険の考え方も、家族プランはめっきり減りました。
夫婦であっても、一人ずつ。
そして今一番多いご相談が年金。

「おひとりさま」にとっては年金問題は死活です。
結婚していても、ご主人がフリー、または自営業で厚生年金の保険料を支払っていない場合で、お子様がいない場合は、遺族年金は一円も出ません。
また、女性が生計を立てている場合も、残された夫のためには、遺族年金はでません。

まだまだ日本の社会福祉の考え方は、夫婦、子ども2人という標準世帯が元になっています。
民間企業は、「おひとりさま」を大切なお客様として扱うようになってきました。
国はどうでしょう?
いつになったら「おひとりさま」を社会福祉の元にするのでしょうね。
たぶんまだまだ先のことだと思いますので、早く気づいて自助努力していくことが大切です。

プロフィール
  • 名前:田中香津奈
  • 株式会社フェリーチェプラン 代表取締役。ファイナンシャルプランナー。
    「攻めのお金」と「守りのお金」という観点から見る独特のマネーセンスがわかりやすいと好評。
    著書に『晴れた日に傘を買う人はお金が貯まる』(扶桑社)がある。

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